シェアワールド設定資料

シェアワールドの設定資料。どんどん設定が生えます。多分。あとわりと適当。


◎浮遊大陸

→下界の上を浮遊する大陸。千年くらい前に下界から魔物を隔離するために空へ放り出された。ユグドラシルの部分は下界の第一管理区に対応しており、その他の陸地は浮遊した後に造られた。ただしこのことはごく一部の人間しか知らない。周囲に結界が張り巡らされており、通常の手段で出入りすることは不可能。なお結界に触れたものは即死する。下界の人間は浮遊大陸を知っているが、理想郷とか天外魔境だとか思っているのが普通である。

ユグドラシル世界樹
→浮遊大陸の中央に根ざす巨大な樹。上部には魔物が棲んでおり、魔物はこの樹の実から生まれるとされる。しかし普通の浮遊大陸の住人は単に「魔物は空から降りし異形の者」と思っている。そのため基本的には信仰の対象となっている。
→魔力(マナ)の源として存在する。地下深くにも根を張っており、地下から力(人の魂)を吸い上げ、魔力に変換する。この大樹によって大陸は浮遊することができ、結界も維持できている。このことはごく一部の人間しか知らない。
→浮遊大陸の住人の中には、「魔物がユグドラシルから生まれる」という情報“だけ”を手に入れて、ユグドラシルの破壊を目論む者もいる。彼らは上記の情報を全て知る権力者たちに弾圧されるのが常である。

◎魔法
→魔法は体内に蓄えた魔力を変換することで発動できる。魔法を扱うための技術を通常「魔術」と呼ぶ。浮遊大陸の人間は魔力を蓄えることができるので、魔法を扱うことができるが、下界の人間は通常魔力を蓄えられないので、魔法は使用できない。ただし技術である魔術は扱えるので、マジックアイテムなどは下界の人間でも使用できるだろう。

◎魔物(モンスター)
→魔法は物理法則を捻じ曲げるため、使用すると世界自体に何らかのダメージがある。その表出としての発現が、魔物であるとされる。具体的な経緯は不明だが、魔物は魔法から生まれている。このことはごく一部の人間しか知らない。
→魔物たちは何者かによって統率されており、禁断の地から下界に進攻しようとしている。人間たちの勢力を弱めるたり、拠点を増やすために他の国々に進攻することもある。
→人間側に味方する魔物のことを「精霊」(スピリット)と呼ぶ。

◎樹の国
ユグドラシルを囲うように存在する国。魔物の侵攻作戦があるため、国の西側は大変危険。他の地域も危険なところが多いが、それゆえに冒険者や傭兵が多い。ユグドラシルのお膝元であるので、巡礼者も多い。その他に国の面積が広いこともあり、浮遊大陸ではリーダーシップを得ている。

◎氷の国
→凍土に覆われた国。

◎土の国
→砂漠の広がる国。ほとんどの砂漠は岩石砂漠であるが、西側には浮遊大陸最大の砂砂漠(エルグ)がある。

◎水の国
→中央に巨大な湖があるのが象徴的な国。川も多いため、陸地よりも水面の方が多い。

風の国
→大規模な飛行船の港がある国。交通の要として機能している。樹の国をそのまま突っ切ろうとすると危険なことが多いので、浮遊大陸では飛行船を利用して迂回するのが普通である。風の国は飛行船の技術水準が高いため、飛行船港として発展した。ちなみに浮遊大陸で言う「船」は、飛行船を指すのが普通である。
→巨大な火山がある国。地熱を利用した温泉が有名。その他にも鉱山資源が豊富なため、鍛冶が栄えている。

◎禁断の地
→巨大な山脈に囲まれた土地。一般人はいかなる場合でも立ち入りを許されない。中央には研究所のようなオーバーテクノロジーの施設があり、そこは下界とのゲートを担っている。

◎下界

→下界は海に囲まれた一つの大陸から成り立っている。魔法が存在しない代わりに、科学が発展している。浮遊大陸の一般人からは認知されていない。各管理区は浮遊大陸の対応する場所の国の属性の影響を受けている。

◎第1管理区
→中央に下界を統括する「カンパニー」の巨大なタワービルがある。埋め立て地になっており、地面は機械で埋めつくされている。千年くらい前にここにユグドラシルがあり、ここの陸地は浮遊大陸の核となった。
ただしこのことはごく一部の人間しか知らない。

◎第2管理区
→南は背の低い草が生い茂る草原。モンゴル的な。北に行くにつれて、針葉樹林が広がる。

◎第3管理区
→第2管理区と同じような風景が広がるが、森が濃い。南部には沼地がある。

◎第4管理区
→農業が発達しており、ここから都市部である第1管理区に食糧を送っている。

◎第5管理区
→湾岸都市。ヴェネチア的な。

◎第6管理区
→東洋的な街並みが広がる。

◎第7管理区
→高原が広がっており、風力を利用した技術が発展している。

◎第8管理区
→年中気温が高く、荒野が広がる。火山もある。北部には産業革命期的な街並みが存在する。

◎第9管理区
→特別管理区の緩衝地帯として存在する。研究棟群が存在する。

◎第10管理区(特別管理区)
→一般人には知られていない場所。魔力と科学を融合させて新たな技術を生み出す実験などをしている。浮遊大陸とのゲートとしても機能しており、一部の人間しか立ち入ることが出来ない。

その他設定
◎魔法の詠唱など
→「脳内での術式の組み立て」と「呪文詠唱」により発言する。呪文詠唱は補助的なもので、達人級になると詠唱無し(術式組成のみ)で魔法を行使することが出来る。
→属性(エレメント)は、各国と対応する属性が六つ存在する。ただしこれは判明している分だけであり、他の属性が存在する可能性はある。
→各国の地では、対応する属性の魔法が強化される。
→唱える呪文は各流派によって異なる。